起きてすぐ◯◯を見ることで目覚めが良くなった
最近YouTubeで様々な人のモーニングルーティン動画を見る。
そのほとんどが「本当にそれ毎朝やってるの?」と思うようなものばかりで、正直なところ自分の毎朝とはかけ離れ過ぎていて参考にもならない。
確かに、毎日決まった時間に起きたり、丁寧にベッドメイキングをしたり、カップ一杯のコーヒーを飲んだり、散歩をしてみたりなどほんの少し意識するだけで毎朝の目覚めが全然違ったものになるだろう。
実際、時期は違えど上記のようなことをルーティン化したいと思い、試したことは何度もある。しかし、どれも基本的に1週間も続かずに終わってしまった。自分の意思の弱さもあると思うが、もう自分には合わないと諦めている。
そんな私が朝の目覚めを良くするために続けられていることが1つだけある。
それは「起きてすぐにスマホを見る」ことである。
毎朝、スマホのアラームを解除し、そのまま5分程度SNSのチェックなど意識的にスマホを見るようにしている。
ではなぜ目覚めを良くするために起きてすぐにスマホを見るのか?
それには「ブルーライト」が関係している。
ブルーライトとは、人の目で見ることのできる光の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っている青色光のことであり、パソコンやスマホのLEDディスプレイに多く含まれている。
(参照:ブルーライト研究会)
このブルーライトは太陽の光にも含まれており、通常は朝日光からブルーライトを浴びることで、脳が朝だと判断し、メラトニンという睡眠を司るホルモンの分泌を抑制することで目覚めるらしい。
よく寝る前にスマホを見ると寝付きが悪くなる、睡眠の質が下がるなどと言われているのは、このブルーライトが関係しているということだ。
そこで、私はブルーライトの影響を朝に利用した訳である。朝目覚めてからカーテンを開け日光を浴びることすら面倒くさい私は、スマホからブルーライトを浴びることで、脳に朝であることを知らせているのである。
これにより「朝起きてからスマホをだらだらと見る」本来であれば、貴重な朝の時間において一番無駄となっていた行動に意味を見出すことができた。
罪悪感なく、スマホをチェックすることができるようになったのである。
そしてこの意味づけをしたことにより、それまでと同様の朝であるはずなのに、段違いの目覚めを得ることができた(気がする)。
まあ起きてすぐ日光を浴びることが一番良いとは思うが、一度試してみる価値はあるのではないか。特に私のような面倒くさがりな人にはうってつけの方法である。